いくらかかる？
生活コスト

とある家族の暮らし

家族構成

松本市在住

夫　42歳

妻　47歳

子ども1人

個人年収：
1,000万円以上～1,200万円未満

業種：製造業(石けん・合成洗剤・医薬品・化粧品)

住居費	70,000円
食費	80,000円
光熱・水道	20,000円
保険医療	30,000円
通信費	5,000円
交通費	0円
教育費	30,000円
交際費	50,000円

長野の介護環境について

後期高齢者医療費の低さが全国7位(2016年)の長野県。平均寿命は女性が全国1位、男性2位（2015年）といったデータも。高齢者がいつまでも健やかに暮らせる環境づくりに取り組んでいます。「地域包括支援センター」は長野市に20カ所、松本市に12カ所設置され、高齢者本人や家族の相談を受付け、健康促進のためのレクリエーションなどが行われています。

長野の住まい環境ってどうなの？

長野市

車を所有しない場合は「長野駅」や、隣駅の「北長野駅」周辺で暮らすのがおすすめ。暮らしに必要な施設が徒歩圏内に揃い、交通網も整っています。マイカーが必要になりますが、公園が近く、静かな住環境で暮らせる「篠ノ井」や、新興住宅地として整備が進む「川中島」がファミリー世帯に人気です。

長野県の賃貸住宅

松本市

「南松本駅」周辺は、落ち着いた雰囲気と利便性のバランスがとれたエリアで、大型スーパーがそろいます。また、国立病院が近い「村井駅」も飲食店や大型スーパーが徒歩圏内にある人気のエリアです。

長野県の賃貸住宅

子育て支援について

長野市

長野市では、慣れない土地での子育てを応援するため、転入した未就園児を持つ家族向けの交流会を定期的に開催。待機児童数はゼロ（2018年4月1日現在）で、就園前の子どもと保護者が気軽に遊べる地域子育て支援センターが充実しています。市が発行する「長野市子育てガイドブック」や、長野市子育て応援アプリ「すくすくなび」では、妊娠、出産、子育てに関する情報を掲載しています。

長野市｜地域子育て支援センター 「長野市子育てガイドブック」 長野市子育て応援アプリ
「すくすくなび」

松本市

松本市での子育て支援や相談窓口についての情報は「松本市子育てガイドブック」や「松本地域 出産・子育て安心情報Webサイト」などで閲覧可能。父親向けの情報を集めた「パパノート」も充実しています。市内４カ所に設置された「こどもプラザ」は遊び場としてだけでなく、保護者同士の交流や子育ての悩みを保育士や看護師に相談したりする場所として市民に重宝されています。

松本市｜松本市子育てガイドブック 「パパノート」 「松本地域 出産・子育て安心情報Webサイト」

長野の交通・移動手段

長野市

長野市内の公共交通機関は、JR３路線としなの鉄道、長野電鉄、路線バスです。バスの定期券をつくれば休日に区間外を100円で乗車できるサービスも。中心市街地やJRの主要駅周辺は車は必要ありませんが、大型商業施設の多くは郊外にあるため、マイカーの保有をおすすめします。

松本市

松本市内を走る鉄道はJR３路線と松本電鉄です。バスは市街地循環バスやコミュニティバス、市営バスなどが運行。車を主な移動手段とする家庭が多く、交通渋滞の緩和と環境保全のためパークアンドライドが導入されています。

長野市｜交通 松本市｜住まい・道路・交通

知っておきたい
移住支援制度

長野県の移住ポータルサイト「楽園信州」では、各市町村の魅力や支援制度情報を掲載。長野で暮らす先輩移住者の声を知ることができます。移住者が地域に溶け込めるよう、地域活動や育児サークルの紹介、住まいの案内などを行う移住コンシェルジュ制度も便利です。

長野市

長野市移住手帖「Nターンのすすめ」では、長野市での暮らしをイメージするのに役立つ情報が満載。市内や周辺市町村を実際にみて回ることができる移住体験ツアーを定期的に開催しています。移住・定住の相談窓口は長野市のほか、東京（銀座・有楽町）、大阪、名古屋に開設されています。

長野県の移住ポータルサイト
「楽園信州」 長野市移住手帖
「Nターンのすすめ」

松本市

松本市のHPからダウンロードできる「信州松本 Life Style Book」にて、松本市の概要や移住者インタビューを紹介しています。また、松本市役所都市交流課にて、移住を検討している方からの相談を電話・訪問で受付け。県外では東京（銀座・有楽町）、大阪、名古屋に相談窓口があり、松本市での暮らしを紹介する移住セミナーや相談会を開催しています。

松本市｜移住・定住相談窓口

知って安心医療環境

夜間および休日等の診察に対応する急患センターは、長野市の場合、「長野市民病院・医師会 急病センター」など3カ所、松本市は「松本市小児科・内科夜間急病センター」に設置。最寄りの医療機関を探すには、県が運営する「ながの医療情報Net」が便利です。長野県は健康長寿の県として知られ、減塩や運動など日々の取り組みを記録する「信州まるごと健康チャレンジ」など、県民の健康づくりに取り組んでいます。

長野での日々の暮らし

県人口の約40倍もの観光客が毎年訪れる長野県には、休日に訪れたいレジャースポットが多くあります。スキーやスノーモービル、わかさぎ釣りなど、雪国ならではの遊びが豊富。温泉地の数は全国２位で、ウィンタースポーツを楽しんだあとに温泉に立ち寄るのコースは特におすすめです。

長野市

長野市での買い物は、JR長野駅前にあるデパート「ながの東急百貨店」や、ファッションブランドが豊富にそろう「ステーションビルMIDORI長野店」、ライブハウスを併設した「ショッピングプラザアゲイン」などが利用できます。善光寺から続くアーケード街「権堂商店街」にも飲食店や映画館のほか、生活雑貨を扱う店もあり、市民に重宝されています。

長野県魅力発信ブログ 長野市公式観光サイト
「ながの観光net 」

松本市

若者向けのファッションビル「松本PARCO」や、2018年に開業したばかりの商業施設「アルピコプラザ」、明治18年創業の「井上百貨店」など、松本駅周辺にショッピングスポットが集中しています。駅からは少し離れますが、長野県内最大級の商業施設「イオンモール松本」も家族連れに人気です。

松本市公式観光情報ポータルサイト
「新まつもと物語」

女性の就労支援

女性の就業率全国2位（2015年）を誇る長野県では、働く女性に向けた支援が充実しています。子育てしながら就職活動を行う女性に向けたサイト「ナガママ」では就職支援情報や、社会復帰の第一歩として利用できるインターンシップ受け入れ企業を紹介。各地域に配置された子育て支援センターでは母親の就職や子どもの入園相談を受付けています。また、ママ専門のハローワーク「マザーズコーナー」は 、長野市・松本市・上田市・飯田市に窓口が設置されています。

教育環境について

公立高校の「長野」と「松本深志」が県内トップ２の進学校。どちらも創立100年以上の伝統校で、東大や国公立医学部など難関大学に多くの生徒が進学しています。長野県では「屋代」や「諏訪清陵」など公立でも中高一貫教育を導入する高校が増え、大学進学率が伸びています。私立では、部活動も全国レベルの「佐久長聖」や個人学習システムを導入している「長野日本大学」などが高偏差値で知られます（ともに中高一貫教育を実施）。

働く人のタイムスケジュール

Aさん（夫）の平日

家族構成

松本市在住

夫　49歳

妻　47歳

子ども2人

個人年収：
800万円以上～900万円未満

業種： 総合商社

6：00	起床
7：00	身支度・出発
8：00	仕事
9：00
10：00
11：00
12：00
13：00
14：00
15：00
16：00
17：00
18：00	帰宅・夕食
19：00
20：00	入浴
21：00	テレビ、読書
22：00
23：00	就寝
24：00