福岡県での暮らし
「住み良い都市ランキング」でアジア4位!
移住人気の理由は都会の利便性と物価の安さ
九州の北部に位置する福岡県は、政治・経済・文化における九州の中枢都市です。食の宝庫として知られ、玄界灘、響灘、周防灘、有明海の新鮮な海の幸、イチゴの「あまおう」やイチジクの「とよみつひめ」など、果物の種類も豊富です。また「博多祇園山笠」に代表される伝統文化や、学問の神様を祀る「太宰府天満宮」、プロ野球チーム「福岡ソフトバンクホークス」の本拠地と、レジャーや文化・スポーツ面での楽しみも充実。大都市21市の中で総合物価の安さは北九州市が1位、福岡市が2位(平成29年総務省「小売物価統計調査」)と低物価な一方、商業施設や県内外への交通網が充実しているため、少ない生活コストで都会的な暮らしが手に入ります。UJIターン別移住希望地ランキング(2017年)において、Uターン3位、Jターン2位、Iターン6位と上位を獲得していることから、都会慣れした人でも移住しやすい環境であることがわかります。福岡市と北九州市を中心に、福岡県の移住情報を掲載しています。
いくらかかる?生活コスト
福岡市の月額平均 | 東京23区と比較 | |
食料費 | 80,027円 | -13,082円 |
光熱・ 水道費 |
21,001円 | -498円 |
教育費 | 13,850円 | -8,302円 |
いくらかかる?
生活コスト
コンパクトな都市構造で、陸・海・空、すべての交通が発達した福岡市。豊かな食文化も魅力で、世界中の様々な料理を楽しむことができます。九州最大の都市のためか、光熱・水道費は、東京とさほど変わりがないようです。福岡市在住の女性からは、「都市ガスが少なく、プロパンガスが8割ほどを占める地域なので光熱費がかかる」といった声のほか、同じ市内に住む別の女性からも「福岡市は水道代が高いので有名」というコメントが寄せられました。
とある家族の暮らし
家族構成
福岡市在住
夫 41歳
妻 42歳
子ども2人
個人年収:
800万円以上~900万円未満
業種:銀行・金融・保険業
住居費 | 80,000円 |
---|---|
食費 | 60,000円 |
光熱・水道 | 20,000円 |
保険医療 | 50,000円 |
通信費 | 20,000円 |
交通費 | 0円 |
教育費 | 25,000円 |
交際費 | 30,000円 |
福岡の 介護環境 について
福岡の住まい環境 ってどうなの?
子育て支援 について
子育て支援について
福岡市
乳幼児親子がいつでも気軽に訪れ、自由に遊ぶことができる子育て支援活動の拠点「子どもプラザ」や、放課後の子どもを預かる「留守家庭子ども会」など、子育て支援が充実しています。「ふくおか子ども情報」では、子育て手当から助成金、子育てイベントや育児サークルまで、子育てに関するあらゆる情報を掲載。教育・保育サービスの利用に関する相談は「福岡市子育て支援コンシェルジュ」が受け付けています。
北九州市
子育て家庭の親と子どもが集い、相互に交流を図る場「親子ふれあいルーム」を区役所や一部の児童館に開設。休日出勤や急な残業、リフレッシュしたい時などに一時保育が頼める「ほっと子育てふれあい事業」や「放課後児童クラブ」など、地域ぐるみで子育てを支援しています。また、保育料は国が定めた基準額より低く設定されているうえ、年度当初の待機児童は8年連続ゼロ(平成30年4月1日現在)。子育て世代に手厚い支援が整っています。
福岡の
交通・移動手段
福岡の交通・移動手段
鉄道は、JR、西日本鉄道のほか、福岡市地下鉄3路線が整備されています。市内の大部分は西鉄バスによる運行で、100種類を超える系統があります。西鉄バスの博多~天神間を走る「100円循環バス」や、ショッピングモール「マリノアシティ福岡」、マリンスポーツも楽しめる海浜公園「シーサイドももち」行きの直行バスも。電車、バスが市内全域を網羅しているので、都心と変わらない感覚で市内を移動できます。
北九州市内の公共交通機関は、鉄道、バス、モノレールがあり、毎日の通勤・通学や買い物など、どこに行くにも便利な交通網が整っています。バスは路線バスのほか、北九州市内各地と福岡市を結ぶ高速・特急バスが運行し、県内の移動もスムーズです。
知っておきたい 移住支援制度
知っておきたい
移住支援制度
福岡市
福岡市では、移住・定住者に対し、家の改修や設備、賃貸、医療、福祉、子育てにおいてさまざまな支援制度を設けています。また、引っ越し前に住み心地を知ってもらうための移住体験も実施。支援情報は「福岡県 移住・定住ポータルサイト 福がお~かくらし」にて掲載されています。
北九州市
家を買う・借りる・空き家の改築まで幅広く支援をおこない、積極的に移住・定住者をサポートしています。北九州市での暮らしや仕事の体験をリポートする移住モニターの募集や、東京では「北九州ライフセミナーin有楽町 北九州都市圏合同移住セミナー」のイベントを開催。北九州市定住・移住ポータルサイト「北九州ライフ」でも、サポート情報を掲載しています。
知って安心 医療環境
福岡での日々の暮らし
福岡での日々の暮らし
玄界灘でとれる天然真鯛やフグなどの水産物、野菜や果物の農産物が豊かで、新鮮な食材が食卓に並びます。総務省の「小売物価統計調査」によると、政令市および東京都区部の中で、食料物価が安い都市1位は福岡市、3位が北九州市。総合物価の安さでも1位北九州市、2位福岡市、さらに家賃も東京都の半分以下と、物価の安さも住みやすさにつながっているようです。
福岡市
「アジアの玄関口」として、日本有数の発着回数を誇る福岡空港、韓国・釜山との定期航路を有する博多港や、九州の玄関口である博多駅など、国内屈指の交通アクセスを誇る福岡市。中心地の天神にはデパートや個性的な飲食店が多く、全長約590m、約150店舗が並ぶ「天神地下街」は、多くの商業施設と地下でつながっています。市街地を取り囲むようにして博多湾と立花山などの山々が広がり、市街地と自然が近いのも魅力です。
北九州市
山口県下関市と関門海峡を挟んで九州の玄関口となる北九州市。釣りやサーフィンのマリンスポーツが盛んな海や、四季折々の草花が生息する山などに囲まれ、自然を満喫することができます。小倉城を中心とする「勝山公園」、美術館にも近い「中央公園」などファミリーで楽しめる公園も豊富。また、観覧車に乗れる人気のショッピングセンター「チャチャタウン小倉」、大型複合施設の「リバーウォーク北九州」など買い物スポットも充実しています。
女性の 就労支援
教育環境 について
働く人の タイムスケジュール
福岡県 | 東京都 | |
37.5分 | 通勤片道 | 53分 |
584分 | 労働 | 562分 |
150分 | 趣味・娯楽 | 161分 |
働く人のタイムスケジュール
福岡県の平均通勤時間は37.5分(片道)。東京の53分と比較すると15.5分減。労働時間の平均は東京と比較すると22分多くなりますが、一日の中で9分程度、仕事に費やす時間が短縮されています。この地域では、公共交通機関による通勤をはじめ、自転車や自動車で通勤する人それぞれのようです。福岡市在住の男性からは「公共交通機関が発達しており、30分圏内で通勤できる」というコメントのほか、千葉県から北九州市に引っ越した男性からは「通勤時間が減ったことで、自由時間が増えた」という声も寄せられました。
Aさん(夫)の平日
家族構成
福岡市在住
夫 44歳
妻 43歳
子ども1人
個人年収:
800万円以上~900万円未満
業種: 卸売・小売業(自動車・輸送機器・カー用品)
6:00 | 起床・支度・出勤 |
---|---|
7:00 | |
8:00 | 仕事 |
9:00 | |
10:00 | |
11:00 | |
12:00 | |
13:00 | |
14:00 | |
15:00 | |
16:00 | |
17:00 | |
18:00 | |
19:00 | 帰宅・入浴 |
20:00 | 夕食 |
21:00 | テレビ鑑賞 |
22:00 | |
23:00 | 就寝 |
24:00 |
福岡市について
福岡県の西部に位置する県庁所在地で、人口は約158万人。博多ラーメンやもつ鍋などの郷土料理が人気です。英国雑誌「MONOCLE」の「住み良い都市ランキング」ではアジアで4位(2018年)と海外からも好評価。福岡空港まで地下鉄で数分の博多駅周辺と、繁華街としてにぎわう天神駅周辺が、福岡市の代表的な2つの顔です。街の中心部近くに空港があるため、飛行機で気軽に県外へ移動できるのも魅力です。
自治体サイトへ北九州市について
関門海峡に面する福岡県北部の北九州市。人口は福岡市に次ぐ県内2位の約96万人です。県庁所在地や政令都市内で比較すると物価や家賃相場が安いため、少ないコストで都会的な暮らしができる市といえます。山間部の「北九州国定公園」は景勝地として知られ、とくに皿倉山からの眺望は新日本三大夜景に選定。新幹線が乗り入れる小倉駅があるほか、北九州空港、四国、関西、東京に接続するフェリーもあるため、県外へのアクセスも良好です。
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