山形県での暮らし
経済産業省も認める高い技術力!ものづくりが活発な山形市。
国際映画祭は観光客に人気
四季の違いがはっきりしている点が特徴の山形県。広大な庄内平野で作られるお米は日本有数の品質を誇り、さくらんぼや西洋梨といったフルーツが全国的に有名。ほかにも米沢(よねざわ)牛や新鮮な海の幸など、おいしい食べ物には事欠きません。経済産業省が選定する「元気なモノ作り中小企業300社」「がんばる中小企業・小規模事業者300社」では、山形市が東北地方で一番多く選出されるなど、技術力の高さが評価されています。「山形花笠まつり」や「山形国際ドキュメンタリー映画祭」といったイベントをはじめ、ウインタースポーツを目当てに多くの観光客が訪れます。県民の素朴で親切な人柄や、犯罪発生率が全国で6番目に低い(2017年)という安全な環境に憧れて移住する人も多くいます。そんな山形県の魅力について、県庁所在地の山形市を中心に紹介します。
いくらかかる?生活コスト
山形市の月額平均 | 東京23区と比較 | |
食料費 | 79,893円 | -13,216円 |
光熱・ 水道費 |
29,005円 | +7,506円 |
教育費 | 11,049円 | -11,103円 |
いくらかかる?
生活コスト
県の中央東部に位置し、蔵王連峰、月山などの有名な山々に囲まれた山形市は、四季折々の自然の景観や天然温泉が湧いている温泉街としても魅力的な町です。また、陸路、鉄路、空路のアクセスに恵まれており高い利便性を誇っています。北国らしく、冬の光熱・水道費は高く、山形市在住の男性からは「光熱・水道費は冬場は夏の2~3倍かかる」という声が寄せられました。ほかには、「中学生までは医療費が無料。スーパーが多くあるため、競争により食材が安い」といったコメントがありました。
とある家族の暮らし
家族構成
山形市在住
夫 43歳
妻 46歳
子ども1人
個人年収:
900万円以上~1,000万円未満
業種:銀行・金融・保険業
住居費 | 80,000円 |
---|---|
食費 | 50,000円 |
光熱・水道 | 15,000円 |
保険医療 | 30,000円 |
通信費 | 30,000円 |
交通費 | 10,000円 |
教育費 | 0円 |
交際費 | 10,000円 |
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山形での日々の暮らし
山形での日々の暮らし
山形県の面積は全国で9番目の広さです。「庄内」「最上(もがみ)」「村山」「置賜(おきたま)」の4つの地域に分かれており、それぞれに個別の風土が見られます。車社会であることから、郊外型のお店が多く、特に庄内、村山には大型ショッピングモールが集まっています。
山形市
山形市には、山形県内で最も多くの人が暮らしています。山形駅周辺には「やまがた大沼デパート」「エスバル山形」「アズ七日町」といった商業施設が多く集まっており、また「イオンモール山形南」「イオン山形北」といった大型ショッピングモールや、地元の特産品がそろう山形県観光物産会館も市内にあるため、買い物環境は充実しています。
女性の 就労支援
教育環境 について
働く人の タイムスケジュール
山形県 | 東京都 | |
34分 | 通勤片道 | 53分 |
525分 | 労働 | 562分 |
150分 | 趣味・娯楽 | 161分 |
働く人のタイムスケジュール
山形県の平均通勤時間は34分(片道)。東京の53分と比較すると19分減。労働時間の平均は東京と比較すると37分短くなり、一日の中で75分以上、仕事に費やす時間が短縮されています。この地域では、自動車通勤が一般的のようです。山形市在住の男性からは「自動車通勤がほとんどで、一人1台という家庭も多くある」「会社まで40分の距離だが、冬季は雪や路面凍結で1時間は見込まなければならない」といったコメントが寄せられました。ほかには「都市間高速バスが便利」といった声もありました。
Aさん(夫)の平日
家族構成
山形市在住
夫 42歳
妻 41歳
子ども2人
個人年収:
800万円以上~900万円未満
業種:医療関連業(医師・看護師・薬剤師・医療技術者)
6:00 | 起床 |
---|---|
7:00 | 出発 |
8:00 | 仕事 |
9:00 | |
10:00 | |
11:00 | |
12:00 | |
13:00 | |
14:00 | |
15:00 | |
16:00 | |
17:00 | |
18:00 | |
19:00 | 帰宅・夕食・テレビ、パソコンなど |
20:00 | テレビ・パソコンなど |
21:00 | |
22:00 | |
23:00 | |
24:00 | 就寝 |
山形市について
山形市は約25万人が暮らす県庁所在地であり、山形県の経済・文化の中心地です。市内には山形大学や東北芸術工科大学といった教育機関が多く、東北随一の技術力を背景に、ものづくり企業も多く集まっています。市の周囲を蔵王(ざおう)や月山(がっさん)といった山々に囲まれており、お米や果物の栽培も盛んです。夏の「花笠まつり」や冬のウインタースポーツをはじめ、近年では「芋煮会」や「山形国際ドキュメンタリー映画祭」を開催するなど、新たな魅力を発信しています。
自治体サイトへ参照:
(※1)2018年家計調査 (総務省統計局)を加工して作成
(※2)平成28年社会生活基本調査(総務省統計局)を加工して作成