三重県での暮らし
「美(うま)し国」と称される自然・風土が魅力
名古屋・大阪まで好アクセス
「日本書紀」に「美(うま)し国」と記されるほどの豊かな風土が誇る三重県。穏やかな伊勢湾とリアス式海岸が続く志摩半島、「近畿の屋根」と称される紀伊山地など、美しい自然が四季を彩ります。人口が10万人を超える中規模都市が多く、便利で暮らしやすい都市機能が充実しているのが特徴。JR東海・西日本、近鉄の3路線や新名神高速により、名古屋・京都・大阪方面へのアクセスも良好で、支援策を利用しての県外からの移住者も年々増加しています。
2大都市である津市と四日市市を中心に、移住に役立つさまざまな情報をご紹介します。
いくらかかる?生活コスト
津市の月額平均 | 東京23区と比較 | |
食料費 | 81,293円 | -11,816円 |
光熱・ 水道費 |
20,370円 | -1,129円 |
教育費 | 7,782円 | -14,370円 |
いくらかかる?
生活コスト
温暖で豊かな自然にあふれる三重県。四日市市に住む女性からは「全体的に物価は安い。野菜はJAなどで安く購入できるほか、海に面しているので魚介類も安い」というコメントが寄せられました。移動手段に関しては「公共交通の便が悪く、車はどうしても必要でお金がかかる」「2台持ちが普通で、駐車場確保が必須」などの声がありますが、その一方で「車社会なので、ガソリンが他県より安い」「駐車場が無料で物件についていたり、一台あたり数千円で借りられることも」といった回答も。
とある家族の暮らし
家族構成
四日市市在住
夫 43歳
妻 49歳
子どもなし
個人年収:
700万円以上~800万円未満
業種:銀行・金融・保険
住居費 | 80,000円 |
---|---|
食費 | 50,000円 |
光熱・水道 | 20,000円 |
保険医療 | 10,000円 |
通信費 | 10,000円 |
交通費 | 20,000円 |
教育費 | 0円 |
交際費 | 30,000円 |
三重の 介護環境 について
子育て支援 について
子育て支援について
津市
津市に住民票がある中学3年生までを対象に、医療機関等で支払った自己負担相当額を助成。また、公立の幼稚園と保育所を一体化し、幼保連携型認定こども園へ移行するための整備を進めています。子育てに関する来所相談、電話相談は市本庁舎で受け付けています。
四日市市
四日市市に住民票がある中学3年生までを対象に、医療機関で支払った金額のうち保険適用分を助成。平成30年度から未就学児を対象に、市内医療機関での医療費の窓口負担無料化を実施しています。保健師や助産師などが妊娠中から産後まで、継続した支援を行っていく「産前・産後サポート」をはじめ、子育て支援アプリ「よっかいち!アプリDe子育て よかプリコ」も配信中です。
知っておきたい 移住支援制度
知って安心 医療環境
三重での日々の暮らし
三重での日々の暮らし
世界遺産の「熊野古道」や、全国から多くの参拝客が集まる「伊勢神宮」のほか、飼育種類数日本一の「鳥羽水族館」や国内4位の入園者数を誇るテーマパーク「ナガシマスパーランド」など、観光名所が充実。店舗数国内最多のアウトレットモール「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」は他府県からの買い物客にも人気です。
津市
津市での買い物は、市最大の店舗面積を誇る「イオン津ショッピングセンター」や、18年11月にオープンした屋外公園や屋内遊園も備える「イオンモール津南」が便利。車で30分~1時間も走れば、山、川、海のレジャーが楽しめるほか、お伊勢参りの“湯ごり”としても知られる美肌の湯「榊原温泉」など、自然の恵みを満喫できるスポットが点在しています。沿岸部には古民家リノベーションカフェなどが増え、女性に人気です。
四日市市
室町時代に四のつく日に市が立ったことが地名の由来と言われる四日市市。10カ所の定期市場では、地元農家の野菜やとれたての鮮魚、精肉や生花がリーズナブルに手に入ります。ショッピングは、18年11月にリニューアルオープンした「近鉄百貨店」に人気が集まっています。19年秋には、「イオンタウン四日市泊」がオープン予定。
女性の 就労支援
教育環境 について
働く人の タイムスケジュール
三重県 | 東京都 | |
39分 | 通勤片道 | 53分 |
548分 | 労働 | 562分 |
188分 | 趣味・娯楽 | 161分 |
働く人のタイムスケジュール
三重県の平均通勤時間は39分(片道)。東京の53分と比較すると14分減。労働時間の平均も東京と比較すると約14分短くなり、一日の中で42分以上、仕事に費やす時間が短縮されています。神奈川県から引っ越してきた男性は「通勤時間が往復2時間くらい削減されて、自分の時間が増えた」と回答。東京から家族で津市に移住してきた男性は「通勤時間は長くなったが、行き帰りの電車で座ることができるので、心理的に楽。また、飲み会の機会が減り健康的」との回答を寄せ、ストレスが減った環境の変化についてコメントしています。
Aさん(夫)の平日
家族構成
四日市市在住
夫 47歳
妻 36歳
子ども2人
個人年収:
700万円以上~800万円未満
業種: 製造業(自動車・輸送機器・カー用品)
5:00 | 起床・身支度 |
---|---|
6:00 | 出発 |
7:00 | 仕事 |
8:00 | |
9:00 | |
10:00 | |
11:00 | |
12:00 | |
13:00 | |
14:00 | |
15:00 | |
16:00 | |
17:00 | |
18:00 | |
19:00 | 仕事終わり |
20:00 | 帰宅・入浴・夕食 |
21:00 | 子どもと遊ぶ、勉強をみるなど子供との触れ合い |
22:00 | のんびりと大人の時間 |
23:00 | 就寝 |
24:00 |
津市について
海沿いに市街地がある人口約28万人の臨海都市。一年を通じて穏やかな気候で、暮らしやすい環境です。海水浴や潮干狩り、魚釣りなどのレジャーや温泉などが楽しめるほか、日本三大観音の一つである津観音や、国宝・真宗高田派専修寺などの歴史的スポットも有名です。
自治体サイトへ四日市市について
県北部の中心都市で、人口は津市を上回る三重県最大の約31万人。近鉄百貨店のオープンなど市街地では都市化が進む一方、古くから伝わる祭りや伝統行事も大切に受け継がれています。近年は“工場夜景の聖地”としても知られ、美しい鑑賞スポットも点在。生産数日本一の「土鍋」など地場産業も多く、ものづくり都市としても注目を集めています。
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