石川で働く

伝統文化を重んじ生まれた産業が多数。
だからこそ、作り手も、見る人も石川に集まる。

伝統を見守り続けることではなく創意工夫し育てることを大切にしている石川では、堅牢な塗りと加飾の優美さを併せ持つ「輪島塗」や多彩で濃い色調とボカシの技法を駆使した「加賀友禅」など36業種もの伝統工芸が受け継がれています。行政の理解と協力も大きく、文化を通してさらなる高みを目指すための条例を施行するなど、移り住み何か新しいことに挑戦したい人にとって最高の環境と実績があります。

ニッチな分野でも光る技術。
日本の産業を支え、牽引する石川企業。

製造業の盛んな石川県は、国内屈指のモノづくり王国として知られています。県の基幹産業である機械・繊維・食品に加え、IT関連産業も盛んで、このほかにもアパレル産業、出版、印刷工業、食品産業など多彩な産業構造を有しています。また、一つの産業からさまざまな分野へと技術を波及し新たな産業を生み出してきた背景からイノベーションを得意とし、独自の技術を確立して36社46品目が全国シェア1位を誇るニッチトップ企業として存在しています。

  • 幸福度
    ランキング

    出典)法政大学大学院幸福度指数研究会

  • 有効求人倍率

    出典)厚生労働省調べ

  • 女性就業率

    出典)総務省[2021年就業構造基本調査]

  • 鉱工業生産指数

    出典)「平成31年版 石川100の指標」(石川県)

  • 充実・安心の子育て環境

    出典)H30年度厚生労働省「保育所等利用待機児童数調査」

  • 伝統工芸品の
    指定数

    出典)2014-2020 地域の入れ物

  • グローバル
    ニッチ
    企業数

    出典)法政大学大学院幸福度指数研究会

  • 観光魅力度
    ランキング

    出典)2021年ねとらぼ調査隊

好きなものに囲まれた暮らしを求めて地方移住を決意

単身Iターンした小川枝里子さんは、七尾市で株式会社ホテル海望で経営企画課長として勤務しています。どのような経緯で七尾市を知り、移住したのでしょうか。これまでのキャリアを含め、七尾市を移住先に選んだ理由やここで働き、暮らすことで見えたものについて、小川さんにお話をうかがいました。

石川で暮らす

金沢市を中心に整った生活圏で感じる
歴史と文化に彩られた素朴で温かい暮らし

加賀百万石の歴史が息づく石川県は、伝統芸能や伝統工芸、街並みなど暮らしの中で自然と文化の美しさ、古き良き日本の素朴な温かみを感じることができます。2015年の北陸新幹線開通により大都市圏へのアクセスが便利になり、東京~金沢間の移動は最短約2時間30分となり、「生活」「雇用」「安全」「医療」など40の指標から幸せ度をランキング化した「幸福度ランキング」でも、全国4位(2018年)を誇る暮らしやすさです。

【地方都市の魅力】石川県金沢市
住みやすさ備えた幸福度全国4位の歴史都市

7月に政府は地方創生に関する基本方針を閣議決定しましたが、移住先での在宅勤務や休暇先で仕事するワーケーションを推進し、地方でのオフィス開設などを促し東京一極集中の是正を目指すといいます。半年間にわたり12の中核都市について「移住と暮らし」という視点からさまざまな都市の実態をお伝えしていますが、地方都市への移住を考える上で参考にしていただければと思います。9回目は北陸・石川県の「金沢市」です。

移住者インタビュー

石川の求人情報

石川を彩る
伝統文化

  • 36業種にのぼる

    伝統的工芸品

    金沢箔、九谷焼、輪島塗、加賀友禅など。石川に受け継がれる伝統的工芸品は、国指定10種類、県指定6種類、希少伝統的工芸品20種類の計36種類あり、美術品だけでなく日用品として暮らしの一部となっています。

  • いにしえの尊き人が歩いた道

    白山

    「住みよさランキング2019」(東洋経済編集部)では、総合評価全国1位に輝いた、白山から日本海まで広域な大地に位置する白山市。全域が日本ジオパークに認定されているバラエティに富んだ美しい大地です。

  • 日本三大朝市の一つ

    「輪島の朝市」

    日本三大朝市の一つ「輪島の朝市」は360メートルの通りに200以上の出店が並びます。新鮮な魚介類を食べ歩きするもよし、朝市の食材を活かすお食事所で堪能するもよしといった石川の海の幸が詰まった人気スポットです。

  • 日本三名園の一つ

    「兼六園」

    兼六園は土地の広さを活かし、池や築山(つきやま)、御亭(おちん)や茶屋に立ち寄りながら全体を遊覧できる庭園で、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪吊りのライトアップと四季折々の表情がとても魅力的です。