1995年にユネスコの世界文化遺産に登録された「白川郷・五箇山の合掌造り集落（富山県の五箇山と共に選定）」。豪雪に耐える茅葺屋根を特徴とする合掌造りの家では、今もなお、人々が生活を営んでいます。日本の田園風景として知られる美しさは有名で、国内外を問わず多くの観光客が訪れます。

岐阜の東濃地方で生産される陶磁器「美濃焼」の起源は奈良時代とされ、日本の陶磁器ではナンバー１のシェアを誇り、食卓で欠かせない存在です。また、正倉院に保管される日本最古の紙である「本美濃紙」は2014年に、「手漉き和紙技術」が評価され、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。

養老公園内にある落差32ｍ、幅４ｍの「養老の滝」は、日本の滝百選に選ばれ、その流れはやさしく、四季の折々の美しさを楽しめます。周辺には「養老神社」「不老ヶ池」「菊水泉」などの美しい景観が広がり、自然と歴史を楽しみながら散策できる、一度は訪れたい観光スポットです。

江戸時代の儒学者である林羅山に「日本三名泉のひとつ」と称された「下呂温泉」。泉温は84度と高い無色透明のアルカリ性単純泉で泉質が良く、「美肌の湯」として親しまれています。温泉街では、足湯スポットやお寺など風情のある街並みが楽しめ、有名旅館での湯めぐりも人気です。