静岡県での暮らし
子育て世帯が働きやすい都市第1位!
移住希望地域ランキング3位の「日本のフロリダ」
移住希望地域ランキングで3位(2017年)にランクインした静岡県は、プロ野球の冬キャンプ地に選ばれるほど温暖で、「日本のフロリダ」とも称されています。太平洋に面する距離は155キロ、海水浴やサーフィンなどのマリンスポーツが盛ん。県内外からの観光客が登山に訪れる富士山を始め、浜名湖や伊豆など自然を満喫できるスポットが満載です。その一方で都市機能も充実し、“ちょうどいい地方都市”が移住者の人気を集めています。2015年には静岡市の、親目線に立った子育て支援が高い評価を受け、「共働き 子育てしやすい街(地方都市編)」で1位に。静岡県の二大都市、静岡市と浜松市での暮らしを考える際に役立つ、さまざまな移住情報を掲載しています。
いくらかかる?生活コスト
静岡市の月額平均 | 東京23区と比較 | |
食料費 | 86,606円 | -6,503円 |
光熱・ 水道費 |
23,106円 | +1,607円 |
教育費 | 12,402円 | -9,750円 |
いくらかかる?
生活コスト
静岡県の経済・商業・文化の中心地であり、 生活に必要なものは全て揃うコンパクトシティ、静岡市。都会の機能がありながら、海・山・川の三拍子がそろい、自動車で20分も走れば大自然も満喫できる環境です。物価は東京とさほど変わりませんが、教育費は若干低いようです。静岡市在住の女性からは、「子どもの医療費は助成制度があるため、上限が500円で済んでいる」という声が寄せられたほか、浜松市在住の男性は「新鮮な野菜、魚介類が豊富。安く暮らすには良い場所だと思う」とコメントしています。
とある家族の暮らし
家族構成
静岡市在住
夫 40歳
妻 39歳
子ども2人
個人年収:
700万円以上~800万円未満
業種:製造業(その他) 産業機器
住居費 | 90,000円 |
---|---|
食費 | 50,000円 |
光熱・水道 | 50,000円 |
保険医療 | 40,000円 |
通信費 | 15,000円 |
交通費 | 20,000円 |
教育費 | 25,000円 |
交際費 | 20,000円 |
静岡の 介護環境 について
静岡の住まい環境 ってどうなの?
静岡の住まい環境ってどうなの?
静岡市
「駿河区」と「葵区」は、スーパーや病院など住環境が充実したファミリーに人気のエリア。特に「葵区」は子どもがいる転勤族が多く暮らし、移住者も人間関係が形成しやすい利点があります。また、現在開発が進んでいるのが「東静岡駅」周辺。商業施設も続々とオープンし、静岡駅周辺に比べて家賃や駐車場の値段が安いのが魅力です
浜松市
浜松駅から車で10分ほどの「佐鳴台」は、昔ながらの住宅街として人気のエリア。公園やスーパーのほか、おしゃれな雑貨店などもあります。また、近年開発された「大平台」も、生活に便利な店や公園などが多く、新しくてきれいな街として人気です。移動はマイカーが主流なので、公共交通の便より居住環境を重視して住まい探しをする人が多いようです。
子育て支援 について
子育て支援について
静岡市
充実した子ども医療費の助成(中学卒業まで1回500円の負担で医療が受けられる)や子育てヘルパーの派遣などが評価され、「共働き 子育てしやすい街」ランキング第1位(2015年)を受賞した静岡市。市内数カ所に設置された「地域子育て支援センター」は、子育て中の親子が集い交流できる場として利用されています。年齢・目的別の行政制度から、家族で参加できるイベント情報まで網羅する静岡市子育て応援総合サイト「ちゃむしずおか」を利用すると便利です。
浜松市
浜松市子育て情報サイト「ぴっぴ」では、SNSと連動して子育て情報をデイリーに配信。支援サービスの紹介だけでなく、ファミリー向けのイベント情報や子育てに役立つ豆知識まで網羅する、子育て世代の強い味方です。育児についての悩みや疑問は、個別相談ができる「子育て支援ひろば」や、臨床心理士が相談にあたる「子育て相談カウンセラー」で受け付けています。
静岡の
交通・移動手段
知っておきたい 移住支援制度
知っておきたい
移住支援制度
静岡市
静岡市の移住・定住情報サイト「いいねぇ。静岡生活」では、住居や就労の情報のほか、移住までのステップや実際の体験談などを掲載。サイト内で公開されているショートムービーは、街のリアルな雰囲気を知るのにおすすめです。東京では有楽町「ふるさと回帰支援センター」内にて移住相談会も定期開催、移住体験ツアーに申し込むことも可能です。
浜松市
浜松市全域の移住に関するワンストップ窓口「浜松移住センター」では、暮らしの情報から住まい、仕事に関する相談までトータルサポート。区役所や関係機関、地元団体、移住コーディネーターと連携し、移住者支援を行っています。また、浜松市への移住・定住に関する情報を集めたサイト「はじめよう、ハマライフ」は移住情報が充実していて実用的。東京では有楽町「ふるさと回帰支援センター」内で移住相談会を定期開催しています。
知って安心 医療環境
静岡での日々の暮らし
静岡での日々の暮らし
自然豊かな土地柄、陸海問わず多種多様なスポーツアクティビティが楽しめる静岡県。「富士サファリパーク」や「あわしまマリンパーク」などファミリー向けのレジャーのほか、熱海、修善寺などの温泉街が県民の間で人気です。
静岡市
静岡駅周辺は、駅直結の大型ショッピングモール「パルシェ」をはじめ、「静岡PARCO」や「静岡東急スクエア」などファッションビルが立ち並び、にぎわいをみせています。また、レストラン街やシネコン、アミューズメントエリアを併設する「エスパルスドリームプラザ」は、家族連れの多い人気スポットです。
浜松市
浜松駅直結の「遠鉄百貨店」は、市内一の規模を誇る老舗デパート。駅北側にある「浜松駅ビル メイワン」は、地上8階地下1階からなる商業ビルで、ファッションやグルメ、大型書店がそろいます。生活雑貨や食料品は、静岡県内最大級の広さの「イオンモール浜松志都呂」など、郊外の大型店舗を利用するのが一般的です。
女性の 就労支援
教育環境 について
働く人の タイムスケジュール
静岡県 | 東京都 | |
35.5分 | 通勤片道 | 53分 |
585分 | 労働 | 562分 |
160分 | 趣味・娯楽 | 161分 |
働く人のタイムスケジュール
静岡県の平均通勤時間は35.5分(片道)。東京の53分と比較すると17.5分減。労働時間の平均は東京と比較すると23分長くなりますが、一日の中で12分以上、仕事に費やす時間が短縮されています。この地域では、自動車通勤が一般的のようです。静岡市在住の男性からは「通勤・通学ラッシュの時間帯には、主要道路が渋滞してしまう」という声がある一方、浜松市在住の男性からは「通勤時間は変わらないが、満員電車で通勤していた移住前と比べると、精神的に楽になった。浜松市は車通勤でも渋滞がなく、快適です」というコメントが寄せられています。
Aさん(夫)の平日
家族構成
浜松市在住
夫 44歳
妻 41歳
子ども3人
個人年収:
700万円以上~800万円未満
業種: 製造業(その他) 精密部品加工
6:00 | 起床・朝食 |
---|---|
7:00 | 身支度、子供を学校と幼稚園へ送る |
8:00 | 仕事 |
9:00 | |
10:00 | |
11:00 | |
12:00 | |
13:00 | |
14:00 | |
15:00 | |
16:00 | |
17:00 | |
18:00 | 帰宅・夕食 |
19:00 | 入浴、その他 |
20:00 | 新聞を読んだり話をしたり |
21:00 | |
22:00 | 就寝 |
23:00 | |
24:00 |
静岡市について
都道府県庁所在地では日本最大の面積を誇る静岡市。市内に海・山・川の三拍子がそろい、車で20分も走れば駿河湾や日本平などの大自然に触れることができます。都市部は東京にあるファッションビルや百貨店がそろい、美術館や大学なども集まるにぎやかな雰囲気。自転車でぶらっとまわれるコンパクトな街づくりが強みで、生活に必要な機能がそろった「なかなかの都会」が市の魅力として打ち出されています。東京まで新幹線で60分、車で120分とアクセスも良好です。
自治体サイトへ浜松市について
静岡県で最大の人口約80万人を誇る政令指定都市。年間を通じて温暖な気候に恵まれ、都市の幸福度ランキングでは政令市20市中1位(2018年)に輝いています。日本有数の「ものづくり都市」として知られ、ヤマハ・カワイ・ローランドといった世界に誇る楽器メーカーが本社を置くほか、スズキ・ホンダといった世界的企業も浜松市で創業しています。赤石山脈や天竜川、浜名湖など景勝地も多く、自然環境と都市機能のバランスがとれた暮らしやすい街です。
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